大工が教える新築マニュアル

平成生まれの大工のお話

マイホーム持ってないけど新築60軒建てた

僕は平成生まれの大工だ。

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毎日現場には朝早く出向き怒鳴られ家路に帰り寝るを繰り返す仕事をしているのだけれども、今年から確定申告書をすることになってようやく仕事に一つの節目がついた所。とても立派な展示場を構えている大手ハウスメーカーから無駄なコストを削減して作られた建売住宅とかこれヤバくないっすか...みたいな物件まで様々な仕事をこなしてきたよ。

子供の頃から大工さんの仕事を見てきたから木工について興味があって、1級建築士を取得後に設計と施行ができる大工になるために弟子入りしたけれども、見ていた大工さんが一般住宅はもちろん寺も仕上げる方でこの仕事に憧れてたが時代は短工期効率良く。プレカット工法やツーバイフォーが主流になりつつ想像していたものと全然違ったから辞めてしまおうと思ったけれども、何だかんだでここまで来てしまった。

 

「60件」て聞いてみんなはどう思うんだろう。

たまにヘルプで呼ばれたりするから実際には100件近く携わっているとは思うのだけれどもなんでかな?ボーっと思ってしまったのは人生で一番高い買い物と呼ばれているからかな。

お客さんにとって財産となる物を僕が作っちゃってイイんですか!?!?みたいな感じだと思う。なんかわからないけれどもこのことを一つの節目にぼんやりと思った。まあどうでも良いことなのだけれども笑

 

 

 

新築大戦争

このブログを書こうと思ったのは仕事での一つの区切りって言うのもあるけれどもまあこっちが本命なのかな。60軒建ててみて思ったことがあってそれは新築は戦争てこと。建築業界は嘘と見て見ぬふりがとても多くてシロウトには見抜きが難しいゆえに本当かどうかわからないテキトウな情報を鵜呑みにして現場に来ていただくお客さんが多くて見てられなくなったってこと。でもこれもネットの情報になるけどね笑。知識は必要だけれどもだいたいが建築士の情報で職人目線の情報って殆ど無いんだよね。

自分で調べたのかわからないけれどもカメラを持参して意味も無い場所を何枚も写真に撮ったり直角を調べるために差し金を買ってきても使い方がおかしかったり....

僕は図面に書かれたものを作るのが仕事だからあーあ...って思いながら黙々とガッチリ詰められた、迫りつつある工事期間と戦いながら仕事をしているよ。

 

担当営業が決まった時点で新築は戦争だ。

建築業界に無縁であればどれだけ足掻いても担当が決まった時点で相手のフィールドでマイホーム作りが進められる。まあ何も知らないししょうがないことだと思うけれども無理な仕様変更や工事期間の関係で現場監督がお客さんに絶対に見せていけない事とかやってくれ。っていうのよ。たった60棟だけでもちょいちょい見てきたな...まあ僕は図面に書いてあるものをひたすら作り続けるのが仕事だから正直どうしようもできない。

 

 

家は3軒建てると理想の家になる

誰の言葉かわからないけれども有名な言葉で最高にアホでしょこれ。でも実際に1年ほど大揉めして完成した億単位の家を4ヶ月で売却してしまったお客さんもいたけどね笑

昔と変わって3Dイメージで完成図を予想できるようになってからはだいたいは理想の形を再現できるようにはなったといえ、やっぱりイメージと違った。という理由で完成間近で窓やドアの設置場所を変えたりするお客さんもかなり多いよ。光の具合で色味が変わるとかまあわからないこともないけれどもリスクもあるもんで、躯体にダメージが加わる可能性もあることをしっかり伝えているのかね。言ってないと思うけどさ!!

理想のために家を3軒建てるなんて無理だしなるべく自分の理想に近い家をノーリスクで建てたいじゃん?だから職人目線で建築に関することを色々書こうかなと。

失敗しない家造りって本当に難しいと思うけれどもリスクはかなり下げることはできるんだよね。マジで。

 

僕も仕事が好きで様々なサイトを見るけれどもどうしても古い情報やこれ違うでしょ!ってことがかなりあるし不動産屋とかコーディネーターと話をしているとコーディネートは今年の流行りとか賃貸運営にも運営方法についての流行りとかあるらしいよ。

一生で一度の大きな買い物。後悔無く気持ちのよい買い物にできるようにここで少し勉強ってどうですかね?